
昨日の夜から、今日の朝、そして昼のワイドショーも、この話題で
もちきりです。
2年前にイギリス人英語講師のリンゼイ・アンホーカーさんを
殺害し、死体を遺棄した疑いで全国に指名手配されてから、960日めの
逮捕劇となりました。
逃亡の間、彼は何を考えていたのでしょうか?さらには、彼のご両親は
何を考えておられたのでしょうか?ご両親ともにお医者さんという
一般的には「恵まれた」と言われる環境で育った彼。なぜ、人を殺すという
罪を犯してしまったのでしょうか?これから取り調べが進めば色んなことが
見えてくるでしょう。
実は今、人間が成長する際に「人格」が形成されていく過程に興味を持って
います。12年前に起こった「神戸児童連続殺傷事件」の犯人、「酒鬼薔薇」少年を育てた両親の手記
「少年A この子を生んで」という本と、その本を交流分析を用いて解説
している「あなたのこどもを加害者にしないために」(中尾英司 著)
の2冊を何度も繰り返し読んでいます。 (大学時代の後輩である、和久先生からの紹介)
私自身、非常に恵まれた環境で育ちました。両親の愛情を一身に受けて育ったと、
感謝しています。しかし、私の性格にも問題はヤマほどあります。それらの
「人格」も親の「在り方」から影響を受けているのだろうと、2冊の本を
読んで感じています。また、同時に二人の娘の親である私も、子どもたちの
「人格」に大きな影響を与えているはずです。親が「生き方モデル」と
なっているのですから。
また、職場という空間において、そこに存在する「上司」「経営者」と
呼ばれる人間は、少なからず働く者にとっての「モデル」となっている
はずです。責任の重さに、少々立ちすくんでいるような状態です。
特に、最近2冊の本を読んでから。
市橋容疑者と近いような境遇で育った私かもしれません。彼のこれからの
「言葉」に注目しています。
今年のプロ野球日本シリーズは、巨人の7ぶりの日本一で幕を閉じました。
原監督は、春のWBC(ワールドベースボールクラシック)に続いての栄冠を
手に入れ、世界一と日本一を同じ年に経験するという、まさに監督冥利に
つきるような一年を完成させたわけです。おめでとうございます。
今年の日本シリーズ、私の中では「コーチング対決」と名前をつけて
いました。巨人、日本ハム双方のチームに、「お互いがお互いを信じ、
励ましあう」雰囲気があること、それによって結局「個の力」を最大限に
高めあう「魔法」を使えるチームだな~、と感じていたからです。
パ・リーグ・クライマックスシリーズ2ndステージの、「楽天vs日ハム」
は、「ティーチング対コーチング」の対決でした。
野村監督は「ワシの教えたことが、何にもできとらん!これでは、負ける
のは、当たり前!何も考えておらん!4年間何を教えてきたのか!
クビになるのも当然やな~」と第2戦が終わった日に会見でぼやいた。
「教えるから、考えない選手が育つこと」
「信じないから、こんなぼやきをするから、次の日の試合も選手が委縮
すること」
元日本ハムヘッドコーチの白井さんから聞いた通りの結果になりました。
「ティーチングvsコーチング」の対決は、予想通りの結果になりました。
ただし、最後の「コーチング対決」は本当に手に汗握る試合の連続で
最後は「勝負の女神さま」のいたずらだったように感じます。
だから札幌ドームのファンは、巨人の胴上げを温かく見守り、自分たちが
応援するファイターズの選手に来季への期待と、今シーズンの頑張り、
楽しませてくれたことへの感謝の気持ちを最後まで伝えていました。
素晴らしいファンだと改めて感動しました。
確かにそうですよね。巨人が死に物狂いで「日ハムを倒したい!」と
プレーしてくれたからこそ、見ている者も胸の鼓動がマックスになるまでの
興奮と感動が味わえたのですからね。負けはしましたが、感動の
ある試合を6試合も見せてくれたのは、「真剣に戦う姿勢」の相手が
存在している「おかげ」ですからね。
「負けてもいいや!」と思って戦う相手との「消化試合」なら、ファンは
興奮しないですからね。そうやって考えると、相手選手のプレーに対して
勝っても負けても、惜しみない賞賛の拍手を送ることって、ある意味
ファンの勤めなのかもしれませんね。それを、日本ハムのファンは
ちゃんと知っているのでしょうね。そんなファンに支えられているから
こそ、日本ハムの選手は、グングン実力を付けていくのでしょうね。
原監督以下、ジャイアンツの選手、スタッフの皆さん
おめでとうございます。そして、感動をありがとうございました。
皆さんの「チームメイトを信じる姿」は感動的でした。笑顔が素敵でした。
アンチ巨人の私まで今年の優勝には拍手を送ってしまいました。感服です。
しかし、来年はそうはいきませんよ。覚悟して、来年も良いチームを
作ってください。
日本ハムの選手、スタッフの皆さん。本当にお疲れ様でした。まずは、
ゆっくりと体を休めて、次への挑戦に備えてください。勇敢に戦う皆さんの
姿は、私たちファンの心の中にしっかりと刻み込まれました。
感動をありがとうございました。
「チームメイトを信じる姿勢」「お互いがお互いの力を高めあう雰囲気」
手に入れたいものです。
今日、注目のドラフト会議が開催されます。花巻東高校の菊池投手に
過去最多の9球団が手を挙げると報道されています。
このところ、スポーツニュースは彼の話題が中心になるくらい、
注目の的。
彼のインタビューを聞いていて感じることありませんか?
私は、「なんと、きちんとした日本語が話せて、きちんとした
受け答えができる素人なんだ!」と感じます。
ゴルフの石川遼選手も、同じ高校3年生なんですが、彼の場合は
もうこれまでに受けた取材の数が違います。ある意味「玄人」です。
同じ高校3年生と言うことで言えば、先ごろ体操の世界選手権で
43年ぶりに女子のメダルを獲得した鶴見虹子選手なんかは、
「素人」丸出しの受け答えでしたし、あれがある意味「普通の」
高校3年生のような気がします。
ところが、菊池君は違う。受け答えが、本当にきちんとしていて
インタビュアーの答えてほしい「ツボ」も絶対に外しません。
なんでだろうと、思っていたら・・・。
彼の趣味は読書だとか。「将来のためになることだから」と両親も
協力的で、月の本代は「2~3万円になることも」あるそう。
ジャンルを問わず、何でも読むそうです。
「野球バカ」から「野球を取ったら、ただのバカだ」と紳助さんが
元木大輔のことをヘキサゴンで言ってましたが、そのとおりだと
思います。菊池投手は、18歳でそのことをきちんと理解しているんですね。
だから、「野球バカ」にはなりたくないんだと。色んなことを学ぶ、
好奇心、探究心、そしてそれらを受け入れるに必要な謙虚さ、すべてが
彼の原動力なんだと感じました。
さあ、どこの球団に行くんでしょうか?
彼の将来を考えると、日本ハムが良いと思います。すくなくとも、
今のタイガースに来てはダメでしょうね。ことごとく新人が潰れる
球団ですから。
昨日も日本ハムが勝った。今までなら、巨人vs中日には興味があっても
日ハムvs楽天には無関心だっただろうと思う。しかし、ことしは違う。
白井さんとお目にかかってから、日本ハムの戦いぶりが気にかかる。
特に、追い込まれた時に日本ハムの選手、監督、コーチがどのように、
振る舞うかが、気になって仕方が無い。
そして!彼らは、期待にたがわぬ実行力で、見る者を感動させてくれている!
まさに、ノビノビ野球だ!
昨日の試合終了後、楽天の野村監督は記者を前に「監督失格だな」
「4年間も教育してきたのに、全然基本ができていない!」「考えて
野球をする下地ができていない!」と憮然とした表情とも、落胆した
表情ともとれるような元気のない表情で元気のない言葉を発していた。
「まさに、ここが彼のダメなところだな~。」と感じた。自分にも
置き換えて、考えた。「こんな発言は、チームを元気にするわけが
ないぞ!諸井英徳、お前はどうや?」と。
「教育」したから、「考えない選手」が育ったことに気づいて
ないようだ。
ひょっとすると、「これくらい言っとけば、今日の田中も頑張るだろう」
「他の選手も、気合いが入るだろう」と思っているとしたら、致命的。
その考えは、変なプレッシャーをかけ続けてきた、日本ハム以外の
球団には通用しても、日本ハムには通用しない。
今日の夜、答えが出る。楽しみにテレビ観戦しようと思う。
アメリカのオバマ大統領の支持率が微妙に下がっている。
最も大きな原因は、医療保険制度改革について世論が割れているからだと
言われている。
実はアメリカという国、我が国とは全く違う医療保険制度で成り立っている。
簡単に言えば、日本のように誰でも安い値段で治療を受けられるような
制度を持っていないのだ。極端に言えば「貧乏人は、病気になっても
命を助けてもらえませんよ。そのために、貧乏人にならないように
日頃から頑張りましょう」という考え方である。
小泉さんと竹中さんが推し進めた「民間活力の利用」「市場原理主義」
の行きつく先だったのかもしれない。
逆にアメリカからすれば、日本などは「資本主義の皮を被った、社会主義」
だと見えるらしい。今回の医療保障制度改革についても反対派は、「社会
主義を選ぶのか!!」「アメリカの個人主義に合わない!」の大合唱。
「機会の平等」が与えられているのなら、「結果の平等」を言うのは
おかしい、という論理も分からないではない。しかし、アメリカでは本当に
「機会の平等」が与えられているのだろうか?さらに、生きていく上で最低限の
「結果の平等」つまりは、「生存権の保障」くらいは、よしんば「機会の
平等」が成り立っていても、国の責任として捉えても良いのではないだろうか?
こんな考え方自体が「なまぬるい」と言われるのだろうか?アメリカ人には?
「スタートラインに着くまで、手厚く面倒看ているじゃないか。その後の
人生の歩き方もきちんと教えているぜ。金儲けの方法すらな!それで、
金が儲けられなかったウスノロバカの面倒をどうして、頑張った俺たちが
看なきゃならないんだよ!病気になった時の保険くらい、自分でなんとか
しろってんだよ!」
反対派の白人のオジサンが喋っている言葉を、直訳するとこんな感じに
なるんだろうな~。
さあ、みなさん。この問題、実は私たち日本人にも無縁ではありません。
今の日本の医療保障制度はある意味、手厚すぎるところがあります。
お陰で、医療費は底を尽きそうです。あまりに過保護なところも
あります。
たとえば、健康に対して、無頓着で、タバコをバンバン吸って、メタボを
気にすることもなく、高カロリーの贅沢な食事を続けているオジサンの
将来の医療費を、健康的な生活で、タバコも吸わない、食事にも気を付けて
いる若者が負担している構造は、公平とは言い難いでしょう?
つまり、
日本⇔アメリカの両極端から学ぶ何かがあるんだと思います。
さあ、民主党政権になりました。私たちが次の時代の日本人に、どんな
社会の姿を残してやるのか、皆の意見が国を動かす時代になりました。
考えてみませんか?
揺れているんだと思います。社会って。常識って。その時々の政策って。