
先日、電車に乗っていたときの話しである。
リクルートスーツに身を包み、身なりをきちんと整えた
大学生風の女子、年齢は21歳、22歳くらいだろうか。
今から、会社訪問に行くのか、それとも入社試験を受けるのか、
それとも面接に行くのか、詳しくはわからないが、とにかく
「一般常識問題集」を開いて、一生懸命食い入るように読んでいた。
ところがである、その女性、優先座席に座っていた。もちろん、
電車の車両がすいているときなどは、優先座席に座ることが
間違っているとは思わない。私も座ることがある。
事件はこの後起こった。ある駅から、お年寄りの女性が乗ってきた。
しかも、優先座席付近の「にぎり棒」を持って立っていた。
私は心の中で思った。「この場面で、席を譲ることが何よりも一般常識
やで!そんなこともできへんアンタが一般常識の問題集で薄っぺらい知識
を集めて入社試験に臨んでも、無意味やと思うな~!」
入社試験で「一般常識」をペーパー問題で問うということに疑問を感じた。
やはり、この国は福沢諭吉が憂いた方向へ進んでいるように思う。
間違いなく、「教育」という<制度=システム>が日本人の心を
むしばんでいる。
何とかせねば!
秋田でのセミナー、大成功でした。主催者の㈱後藤歯科商店様
そして、参加いただいた歯科医院の皆様に、心から感謝いたします。
ありがとうございました。
昨日、飛行機の中でよくよく考えてみたのですが、日本全国
47都道府県の中で、唯一行ったことのない県が秋田県ではないか?
と記憶をたどりながら整理してみると・・・、やっぱり秋田県が
最後でした!!!
関西人にとって、東北というのはあんまり縁が無いのですが、今年に
入って、1月に岩手県、7月に青森県でセミナーをさせていただき、
とうとう最後の秋田県にやってきたわけです。
そして、その私にとって”最後の秘境”秋田県は、まさにパラダイス
でした!酒が旨い!秋田美人とは良く言いますが、まさに「秋田美人」
の女性たち!新鮮な魚!身のしまった比内地鶏!きりたんぽ!
秋田は、ほんまにパラダイスでした。とにかく、みんなフレンドリー。
老後に住む場所として、秋田が急上昇です!
100名の参加者と、3時間、たっぷり盛り上がり楽しみました。
学び、気づき満載のセミナーにできたように思います。これも、
ひとえに参加された皆様の熱意のおかげ。本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。
是非とも近いうちに、また秋田に来たいと思いました。
秋田セミナーに参加頂きましたみなさん、本当にありがとうございました。
また、来ます!!そのときは、よろしくお願いします。
※ 写真は、秋田へ向かう飛行機です。めっちゃ小さなジェット機です。
風が強い日はかなり揺れるそうですが、今回は快適な空の旅でした。
今は、伊丹空港のANAラウンジでこの文章を書いています。
今から、秋田へ向かいます。明日、東北地方で店舗展開されている
後藤歯科商店様に招かれて、秋田県でセミナーを開くためです。
現時点で約100名の皆様のお申し込みを頂いているということ、
本当にありがたいことです。
今週の火曜日、水曜日に開催された、「定期健診型予防歯科医院の
つくり方」というシンポジウムでも、たくさんの方々にお目にかかった
のですが、たくさんの方が「諸井先生のセミナーを聞いて、ヘルス
プロモーションに出会いました」とか、「諸井先生の診療所を見学して
診療のスタイルが変わりました!」などと嬉しい声かけであったり、
中には大勢の皆さんの前で発表された先生もいらっしゃいました。
実際に、大きく診療所の規模を成長させている先生がたもいらっしゃる
ようで、「先生のお陰です」なんて言われると、照れくさいような、
嬉しいような、「自分ところの診療所は、どないやねん」という
気持になったり、複雑な思いになりました。
ということで、これから私は自分の診療所を容赦ない「改革」で
数年前のように健全に成長し続ける組織に変化させようと決意しました。
みんな素晴らしいスタッフですし、誰ひとりとして手を抜いているワケでは
ありません。だから、仕事を増やしてやろう、とも思っていません。むしろ
「頭を使って仕事を楽にしようやないか!」と思っているくらいです。
皆様にも必ずや、喜んでいただけるような改革に取り組みますので、
なにとぞ暖かい目で見守って下さい。お願いします。
永い間、このコラムを書くことから遠ざかっていました。
書く気持ちが湧かなかったからです。深い意味はありません。
書く気にならなかったのです。
ちょっと書く気になりましたので、書いてみます。
前回の「独り言」以来、いろんなことがありました。
・8月30日、北海道マラソン完走! 3時間47分37秒(ネットタイム)
フルマラソンから学ぶこと、気づくこと、本当にたくさんあります。
沿道の応援がなければ間違いなく歩いていただろうと思います。
人生は一人じゃないこと、走っている人の背中から教えられること、
老若男女さまざまの人間模様で世の中ができていること、見つめて
もらうことで湧き上がるパワーなどなど。
11月23日(祝)に福知山で開かれる「福知山マラソン」にもエントリー
しました。また、感動したいと思います。もっと練習して、速く
走れるようになりたいとも思いました。次の目標は3時間40分を切る
ことです。絶対に切ります!
・次々に企業研修に招かれる
最近、一般企業の研修や講演に招かれることが増えました。私の実績が
スゴイわけでもないのですが、志縁塾さん、システムブレーンさんなど、
研修をコーディネートする会社が強力にバックアップしてくださるから
です。
パナソニック電工労働組合様
福井銀行職員組合様
富士ゼロックス総合教育研究所様
㈱シャルレ様
㈱727様
近畿日本ツーリスト沖縄支店様
など、たくさんの企業の皆様とお目にかかり、ヘルスプロモーションという
発想からスタートした歯科医院づくりが、どのような結果になったか、
また少年サッカーの指導者として学んだたくさんのこと、福沢諭吉先生の
「教育」と「開発」のお話しなど、参加される皆様と考える、そんな
セミナーをやらせて頂きました。
本当にありがたいことです。いつも思うのですが、結局、前で話させて
もらった私もたくさんの「学び」があるんです。話しながら、人間は
考えて、自分の中で自分と対話するものですからね。勉強が足らないな~と
感じたり、いろいろ発見がありますもんね。これぞ、「主客合一」
「お互い様」の精神でしょうか。
46年生きてきましたが、最近になってようやく長い眠りから覚めた
ような、いままでは朦朧と昏睡状態の中で暮らして来たんだな~、
と感じるようになりました。決して「悟りを開いた」というわけでは
ありませんが、今までと比べてはっきりと物事が見えるようになりました。
また、残念なことに私と同様「昏睡状態」の中で永い年月を送る人が
圧倒的に多数であることも分かりました。
本格的に「伝える」使命を全うしたいと感じています。
このコラムも近々、閉鎖して、新たに再出発しようと考えています。
お楽しみに!!
今、大阪市立美術館において福沢諭吉展が開催されています。
「大阪生まれ、適塾育ち」というキャッチコピーからも、諭吉と
大阪の深い縁が感じられます。
先日、この展覧会をPRするために、私の高校時代の同級生が大阪に
きました。彼は、慶應義塾大学創立150周年記念式典を取り仕切る
役職にあります。まあ、何せエライヤツなんです。(彼の話は、長く
なるので、またいずれ。)
彼から聞いた話なのですが、諭吉先生(慶應出身者にとって「先生」は
諭吉先生だけだそうです)の考え方を知るエピソードとして興味深い
ものがありました。
明治の初め、日本には西洋の言葉、考え方、概念が入ってきました。
現在私たちが当たり前のように日本語として使っている言葉、とくに
漢字二文字の言葉には、その当時の日本の頭脳が、一所懸命に翻訳した
言葉がたくさんあります。
「教育」もその一つなのですが、福沢諭吉はeducation という言葉を
「教育」と訳すことに大反対したそうです。ちなみに「教育」という訳語
を推したのは、西周だったのですが、「教える」「育てる」という言葉と
彼が欧米で見たeducation には大きな開きを感じたのだろうと思います。
「教える」も「育てる」も他動詞です。「教えられる人」と「教えてあげる」
人を作ってしまいます。諭吉先生はそれが、イヤだったようです。
残念ながら、彼の意見は退けられます。ちなみに、諭吉先生が推したのは
「開発」という言葉だったそうです。「開き」「発する」まさに、子どもが
主役で自分の中に内在する無限の可能性を開くこと、発することが
education なんだと伝えたかったのでしょう。
私たちが伝えたいと思っている「ヘルスプロモーション」という発想と
同じやな~!と強く共感を覚えました。
「治してもらう患者さん」と「治してあげるお医者さん」ではアカン、
という発想と同じです。
福沢諭吉展、行こうと思います。彼の発想に触れたいと思いました。
「天は人の上に人を創らず、人の下に人を創らずと言えり」本当に
リベラルな考え方の先生だったんですね。